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【日記】日本人らしいサッカー


震災以降、日の丸を目にする機会がとっても多いです。

平井堅のニューアルバムもすごいジャケット。
タイトルも『JAPANESE SINGER』

【特典応募ハガキ付き】JAPANESE SINGER(初回生産限定盤A)

べつに日本が右傾化してるとも思わないけど、
国家の危機にどういう社会現象が起きているのかを見るのは興味深い。
ラジオでKANの「愛は勝つ」とか過去のJ-POPがやたらと流れたり、
海外で活躍するスポーツ選手が試合後に日章旗を掲げたり。

そのなかでも長友を始めとする欧米で活躍する選手にはその傾向が強く出る。
長友の著作のタイトルも『日本男児』だし、
「日本人とは〜」みたいな持論がかなりはっきりと書かれている。
「日本人として」とか「日本の誇りをもって」みたいな科白が、
こんなにすらすらと出てくるのは時期的なものなのか、
世界的な強豪インテルで活躍している日本人としての矜持がそうさせるのか。

サッカー批評(51) (双葉社スーパームック)          4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書)


さて、発売されたばかりの『サッカー批評』も御多分に漏れずどぎつい表紙。
内容はあんまり面白くなかったので購入しなかったが、
岡田ジャパンのコーチもつとめた大木武監督のインタビューが面白かったので抜粋。

以下、大木監督の言葉。

「面白いサッカー」は人の心を動かす。
そのためには全力でプレーしないといけない。
高校野球の人気があるのも全力でやっているから。
プロはそこにメッシのようなだれも真似できないプレーが加わる。

「日本人らしいサッカー」は「日本人がほんとうに見たいサッカー」だ。


感想。
「全力でプレーする」とことが人の心を動かすのだという。
プロの世界でこんなに純粋な持論を吐く人がいるのがとても新鮮だった。
ただ勝つためのサッカーではなく、
ファンを楽しませる娯楽としての側面をちゃんと意識しているんだと感心。

元バルセロナ監督のクライフは
「魅力と勝利はクルマの両輪のような関係で追求する」
といったが、
勝利だけを追い求めるのではなく、
ファンが「見たい」サッカーを追求するというオランダ人らしい言葉。

サッカーというスポーツは国民性(この言葉自体古くさいものだが)
がそのままフィールドに反影されやすい球技だ。

魅力的な攻撃サッカーを好むオランダでは、
両ウイングを置いたサイド攻撃をファンが求めている。
「メンタルがイタリア人とは違うんだ」とクライフは言う。

「最終ラインに多くの人を割いて、攻めるときは少人数。嫌いなやり方だ。もうね、オランダ人はイタリアのサッカーなんてまったく見ないんだ。その瞬間、テレビを消してしまう」

そんなイタリア人が好む最高の勝ち方は1-0だ。
「変に打って出て、失点を喫したらかっこうわるいというメンタリティ」が働いていると
スポーツライターの杉山さんは指摘している。
ちなみに「3-4-1-2」という守備サッカーをイタリアに広めたのはザッケローニ監督。
両サイドをつかれると「5-2-1-2」つまり「5バック」という超守備的布陣になりやすい。
そのかわりトップ下というポジション(いわるゆファンタジスタ)ができる。
97〜98以降の欧州でトレンドになった。

日本は長いあいだ守備的サッカーをしてきたが、
それが「日本人が見たいサッカー」だったのかというと疑問がある。
「日本人は大人しいから守備サッカー」という自虐史観からむりやり説明されていた時期もある。
一時期の日本代表があまりに勝利に固執するあまり、娯楽性に欠けていたのは確かなことだ。
娯楽よりも勝利を優先するのはW杯だけで充分だし、
それこそ勝利と娯楽を「クルマの両輪のように」追求して欲しい。
「1-0で勝つより2-3で負けたい」というのはオランダ人だけのメンタリティじゃない。
攻撃サッカーを切望していた日本人ファンはずっと前からいたし、
ザッケローニ監督の攻撃サッカーは、
以前の日本代表よりもはるかに魅力的に映る。
(オプションの「3-4-3」がどう発展するかは不明だが)
トルシエ、ジーコ、岡田と戦術的模索の時期を終えて、
最近になってようやく「日本人がほんとうにみたいサッカー」がわかりはじめた時期だと思う。
ザッケローニが「3-3-3-1」に近い超攻撃サッカーを目指す可能性も無きにしも非ず。

それにしても、国によってこれだけ嗜好が変わる競技もない。


最後に、大木武監督がJ2監督時代に志向していたのは
早いパスまわしを得意とする「4-3-3」の魅力的な攻撃サッカーで、
地元ファンにとても愛されていたのを記憶している。


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