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【日記】大学院生の凡庸な一日

はい、たまには普通の日記も書きます。

このところリバイバルが続いていたので、
今日は近くの一橋大学の図書館へ。
家から歩いて10分くらいの場所にあるんで、
月の半分はここに通ってます。
ここは蔵書も多いし学生も試験期間以外はあまり利用してないので、
とても使いやすい。
三階の勉強スペースは静かでタイプも打てる。

2時間くらい中国語の勉強。
ほんとは口に出して発音するといいんだけど、
図書館なので文法と単語の復習だけ。
語学はふつうの勉強とちがって技術としてちゃんと身に付いていくから、
成長の実感があって楽しい。
忙しいときでも、語学の勉強をしていると心が落ち着く。

ご飯を食べてから、
ヘミングウェイの『移動祝祭日』を読む。
1920年代の「パリ時代」を30年ぶりに回想したヘミングウェイの遺作で、
研ぎ澄まされた感性とシンプルな文体、そして独自の文章理論で、
パリの青春時代を綴っていく。
ヘミングウェイの根柢にあるのは、
「自分の知っている事柄、見た事がある事柄、
他人が口にするのを聞いたことのある事柄を表現する真実の文章は、必ず存在する」という確信だ。

そのために「自分の知っているいちばん嘘のない文章を書く」ことを、
ヘミングウェイは終世続けた。

小田亮さんの『レヴィストロース入門』を読み終わったので、
ノートにまとめる作業。
レヴィストロースの『神話理論』の解説書が欲しくて買ったのだが、
構造主義、女性の交換、ブリコラージュといった、
レヴィストロース思想の核心を見ることができた。

顔の見える1対1の関係を延長していった先にぼんやりと想像される「真正な社会」と、
印刷物やメディアの「全体」(たとえば国家)に媒介された「非真正な社会」という、
人類学のフィールドワークの中心となる概念が面白い。
いま大学院の授業で読んでいる人類学の論文も、
この「人間の多様なあり方を損なわずに保持する知のあり方」を実践しているように思えた。

AKBで論文を書くにしても、
テレビみたいにAKBをわかりやすく単純化して説明するのではなくて、
複雑で多様なAKBというひとつの膨大な物語を、
断片や残骸を切り棄てずにどうやって描写できるか。
どういった文体がふさわしいのだろう?

そんなことを考えていたら研究生からのモバメが大量に届く。
9期生のほとんどと阿部、川栄。
このところ悩んでいる様子の山内、
チーム4発足を素直に喜べない島崎。
マイペースでポジティブな永尾。
腰を治して早くもどってきてほしい森。

テレビよりモバメのほうがずっと面白い(というかテレビもってない)
Youtubeとブログ、モバメ、劇場、握手会だけでAKBは充分に成り立つ。
一日にAKBの情報をすべて集めようとおもったら、
モバメを何十通も取ったことのある人ならわかるけど、
とても全てを消化することはできない。
メンバーが出ているあらゆるテレビ、雑誌、ラジオから、
ブログ、モバメまで隈無くチェックするのは不可能だ。
だからみんな気に入った子を中心に情報を集めて、
そこから全体を想像していく。

メンバーからのたった一通のメールを、
どうやって論文に組み込めるのだろう?
それにしても川栄、メール来すぎ…。

トマス・キューネの『男の歴史』というジェンダー書を読む。
「女らしさ」を理解するためにはまず「男らしさ」を知らなければと思って、
最近よく読んでいる「男性学」の書物。
ヨーロッパで初めて「男らしさ」が意識されたのは19世紀初頭、
ナポレオンの登場による「国家の危機」のなかで、
ドイツ、イギリスで「愛国的に戦う男らしさ」という概念が形成された。
世界大戦、終戦で「男らしさ」もすこしずつ変化していった。
ほかにも「男性の服装」とか「スポーツの男らしさ」など、
おもしろそうな論文がつまった本。
しばらくはこれを読むことにしよう。

帰宅してから、
ヘミングウェイの続きと、
小室直樹さんの『比較宗教学原論』をちょっと読む。
ナーガルジュナの「空観」のわかりやすい説明。
あと吾妻ひでおさんの『地を這う魚たち』とか古谷実先生あたりを漁る。

ひさしぶりに学生っぽい一日でした。
毎日のようにリバイバルを見てたので、
しかも総選挙前日だし、
のんびり過ごせてよかった。

さて、いよいよ総選挙です。

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