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「桜からの手紙」感想

『桜からの手紙』の感想です

テレビもってないんでYoutubeで全部みました。
順番ごっちゃですが一通り感想書いてきます。


「優子の決断」

受験か部活かという高校生にありがちなテーマの回。かなり早い段階に解決したが、学校と家族という二軸がからみあって物語が展開していくというパターンがシンプルに描かれている。学校はひとつだけど、AKBは役者が多いぶんだけ家族像が多様。いろんな家族のかたちがあって、結果的に学校の価値観を相対化してる。優子の家族、柏木の家族、高橋の家族、小嶋の家族というかたちで、いろんな家族模様がある。これもAKBならではですばらしいと思う。蛇足だが「部活」というのは韓国などにはない文化で、勉強と部活をどうやって両立させるかというのは日本の高校生ならではの悩みだと思う。妹もまったく同じ悩みをしていたし。自分はあっさりと部活を切ったけど、なまじ友情がからむと受験どころじゃないと思う。


「ひとりぼっちの由紀」

学校での孤独と家庭での不満が、先生とのメールで少しずつほぐされていく。柏木が最後に勇気をだして北原と友達になるまでが、テンポよく短いエピソードの中におさまっている。あまり口をきかずに演技をする柏木がとても良かった。短いメールの文句がひとつひとつ決定的で、「先生切りたい」のメールは秀逸。柏木ははまり役だった。

「みなみとママと絆の話」

高橋が養子だったことがわかるというシリアスな内容の回。ロシア人の父親設定は良くわからなかったが、世界的バイオリニストの母親が、高橋を捨てて自分の夢を選んだという下りはいろいろ考えさせられた。母親をとるか仕事をとるかというのは、働く女性にとってひとつの大きなテーマだろう。80年代の松田聖子と重なる部分があった。AKBドキュメントで高橋が「やめるときはきっぱりとやめて、そのときは芸能界にはゼッタイに戻ってこない」と、まるで山口百恵を彷彿とさせるようなことを言っていたのを思い出した。育児を放棄して自分の夢を追いもとめる奔放な母親と、それに愕然とする高橋の姿が対照的で面白かった。


「麻友の危険な友情」

宮澤と渡辺のキスシーンありきで作られたようなストーリーだったが、男の介入で女子の友情が破綻し、最後には修復するという王道パターン。宮澤の「女の子」役というめずらしい姿が見れたのが収穫。欲を言えばボーイッシュな宮澤が恋によって女の子らしくなっていくというありがちなストーリー展開だけでも良かったかもしれない。ほんとうにボーイッシュな子は女とべたべたしないから。渡辺は狂気的というかパラノイア的な役がほんとうによく似合う。


「陽菜、ママになる!」

女子高生の妊娠というテーマは頑固親父がつきものだけど、小嶋の親父は「産みなさい」と一言。深刻になりがちな主題を、さわやかな家族愛の物語に仕上げている。父親役の吹越満もすばらしい。卒業後はフランスにネイルの勉強に行きたいと言いつつ妊娠してしまうキャラクターが小嶋に適役でよかった。母親がいない中で台所に向かう小嶋の姿も良い。そんなどうしようもない小嶋を取り囲む、彼氏をふくめ良い人たち。まさに小嶋のためにあるようなストーリーだった。奥のゆっくりとした口調でかたられる中絶話が逆に生々しかった。


「イケテル板野」

板野のうさんくさい性格と、感情を露骨にあらわさない演技がとても合っている。短いけど泣いているシーンもとても良かった。脇役だが高城がところどころで良い演技を見せている。仲川のキャラクターがいまいち定まっていなかったが、演劇を経験したことで顔の表情を作りすぎている印象。ハイライトはプールの競泳水着シーン。これは文句なし。女の友情をめぐる回だったが、板野の張ったりを軸にして上手く展開したストーリーだった。


「敦子の秘密」

前田の演技はさすがというか飛びぬている印象。指原はむずかしい役どころながら上手くこなしている。殴られて口元から血を流している姿は個人的に最高です。病的な役が似合うので包帯とか眼帯をしていくと(一部の層から)人気が出ると思う。


最初は動揺していろいろ書いてしまったんですが結果的にはすごく良いドラマになったと思います。昨今のドラマがぐだぐだと長ったらしく物語を進めるのに対して、圧倒的なキャスト量でつぎつぎに展開していくストーリーは新鮮だし充分楽しめた。演技もみんな向上してきていて、何人かのメンバーはアイドル枠におさまらなくなってきてる。まあそうじゃないメンバーもいるけど。柏木、板野、小嶋あたりは代役がきかないくらいはまってて、キャスティングの妙がでてました。

次にドラマを作るなら、成田良悟さんみたいに脚本力があって群像劇に定評のある人を起用してほしい。AKBの年齢も上がってきてることだし『バッカーノ!』『デュラララ』みたいな優れた脚本でやってほしいという私的な妄想。優秀な人をどんどん登用していってほしい。

まあ何にしろ、今回のドラマは予想以上によかったです。


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