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【コラム】学園祭でAKBを踊ることの魅力について。

いつもコメントくださる方々ありがとうございます。
鋭い指摘などもあってじっくり考え込んでしまうこともしばしばありまして、
なかなか返信できないんですが、
毎回丁寧に読ませていただいてます。



さて、学園祭の時期になりました。
昨年くらいから学園祭でAKBを踊る女子が急増しましたね。
Youtube上には「踊ってみた」系の動画がたくさん上がってます。

保育園の「はっぴょうかい」から
http://www.youtube.com/watch?v=CW0TXlMlUOg&feature=related


高校の学園祭
http://www.youtube.com/watch?v=ItbyBQpyTv8


さらに大学の学園祭まで
http://www.youtube.com/watch?v=0SaxJaKxgao


みんな楽しそうに踊ってます。

個人的にはこの「エビカツ」が壮観でした。
http://www.youtube.com/watch?v=ZB1Dty-SbAE


なんで学園祭でAKBを踊るのか?
出し物としてどこが魅力的なのか?
ポイントは3つあると思います。

1つはみんなでできること。
クラスメイトや仲の良い友達同士で、
学園祭に向けて一生懸命練習する楽しさがあります。
もともと20人前後で編成されるAKBのフォーメーションは、
大人数で踊るほどに見栄えがするし、
練習を重ねることで洗練させていく喜びがあります。

学園祭の伝統的な出し物としてロックバンドがありますが、
少人数編成なのでクラスの出し物にしづらく、
さらに演奏技術などに習熟が必要なので短期間に出し物にすることができない。
機材や練習場所などいろいろと制約が多い。
どちらかといえば部活の出し物といった性格が強いです。
しかし、AKBであれば教室でDVDを見ながらみんなで練習できる。

「クラス演劇」にしても20人前後のオリジナルシナリオを書くのは容易ではなく、
既製作品にしても平田オリザの名作「転校生」くらいしか思いつきません。
さらに時間的な制約、登場人物の割り振りなど、
たった数分間の「学園祭の出し物」としては適していません。

伝統的なクラスの出し物として「合唱」がありますが、
聞いたこともない楽曲、見栄えのしない直立姿勢、さらに放課後練習の退屈さなど、
学園祭での人気は低いです。
これまで「合唱」しかなかった大人数の出し物に、
AKBが上手く入り込んで言ったように思います。

ほかにもグループアイドルとして少女時代などがありますが、
足をむりに長く見せるために10センチ以上の「キラーヒール」を履いているため、
全体のダンスが規制されてしまい、
お世辞にも楽しく踊っているようには見えません。
女の子たちが「元気に楽しく」踊っているという意味では、
現状AKBに勝るものはないのではないでしょうか。


2つめは知名度です。

少し前に「ハレハレダンス」が流行りましたが、
一般人への知名度はいまひとつで、
学園祭でもオタク色が強すぎたように思います。
若年層だけでなく一般層への知名度も上がったことが大きいです。
スパガもすばらしい楽曲と高いフォーメーションクオリティを持ってますが、
知名度がAKBには遠く及びません。

3つ目は制服を着て踊れること。

これまで日本には文化祭で「制服を着て踊る」ことのできる楽曲がありませんでした。
AKBは女子高生が「女子高生のまま」踊ることができる、
おそらく日本で初めてのグループです。

さらには多くの大学でもAKBが踊られているのも興味深いです。
『JK眠り姫』に「ずっといくつになっても脱ぎ捨てたくない制服」という歌詞がありますが、
卒業してからも制服を着たい女の子ってたくさんいるんじゃないでしょうか。
AKBを踊る行為自体が目的なのではなく、
むしろ彼女たちが昔の制服を着てステージに立つための口実としてAKBが選ばれているのかもしれません。

あと、重要なことなんですが男性がAKBを踊っている事例がすごく多いです。
結婚式の余興など祝祭の場において、
新郎の友人たちが女装してAKBを踊っています。
AKBが女性性の記号としての制服をトレードマークにしていることで、
ジェンダーの転倒を容易にしているんです。


この3つの条件を満たしているのは現状でAKBしかいません。
これからどういったオルタナティブがでてくるか興味深いところです。

以上です。

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無題

管理人様。ギター修理屋です。
更新のたびに読んでいます。
毎回知らないこと、勉強させられるリンクを紹介していただき
大変感謝しています。小さなことでもいろいろ考えさせられることが多いなぁ・・・と感じているこの頃です。
今回の「出し物」に関して・・
振付け(ダンスなどほかの名称はあると思うが、とりあえず振付けで。)は昔のピンクレディーの時を思い出しましたね。その時は当方も子供だったので、大学・高校などの出し物への影響までは分かりませんが、
とにかくピンクレディー旋風はすごかったですよ。町の盆踊りで振付を踊る。クラスでの話題、おもちゃ・グッズの数(ピンクレディー仕様の自転車とか)、本人たちのテレビ出演含め、
新曲が出るたびにその振付が話題になり、とにかくピンクレディー一色だった記憶があります。
当時はビデオなどで振付け確認をすることが難しかったですが、
(雑誌での分解写真などあったな・・)
とにかくテレビで見て覚えて、友達と確認しあうなどして覚えていたようです。
「探偵ナイトスクープ」で、商店街を歩く40歳代の女性に声をかけ、
振付けをさせるとほぼ踊れてしまったのも驚きましたね。
けれと当時の大人(親)は、「子供のやること」以上ではなかった気がしますね。
管理人様紹介の、幼稚園での出し物でその他の動画での
「保護者の出し物」の方が私には興味深かったですね。
子供のすることが大人を巻き込んでいるな・・と、当方はすでに食傷気味になっていますが、
この流行のうねりはどこまで続くのでしょうか。
どのように終結するのか含め、とても興味があります。
長文失礼しました。

では。

No title

>ギター修理屋さま

いつもコメありがとうございます。
当時のピンクレディー旋風はぼくにとっては想像することしかできませんが、
「みんなで踊れる」という意味ではファンが能動的に参加する現代アイドルの楽しみ方の先駆けのようで、
非常に興味深いです。
踊っているのが小学生から大学生、社会人にまで広がっているのは、
それだけ「発表の場」が多いということでしょうか。
「人々はインベーダーゲームに飽きるように、ピンク・レディーというゲームソフトを手放した」
とコラムニストの泉麻人が書いてますが、
あまりにもキャラクター色が強すぎたことが、人気凋落の原因だったのかなと思いました。
「保護者の出し物」は気づきませんでした笑
園児たちがちゃんと意味を理解しているのか気になります。


無題続き

管理人様。ギター修理屋です。返信ありがとうございます。

早速ですが・・・
古い話で申し訳ないけれど…
ピンクレディー大流行当時、高校・大学など文化祭の出し物をやっていたのかに関しては、当方子供だったので未確認。
歌って踊ってだと、男の場合フォーリーブスなどもあったけれど、流行の大きさはやはりピンクレディーが最初だと思いますね。
(宴会での余興で、オヤジ連中も踊っていたはず。)

管理人様発言の
>踊っているのが小学生から大学生、社会人にまで広がっているの
>は、 それだけ「発表の場」が多いということでしょうか。

とありますが、発表の場(文化祭など)は、昔からあったから、
それをやってもいい雰囲気、あるいは事前の「AKB踊ろうよ」で、みんながやってしまう…、これに驚きましたね。特に女の子連中が。
女の子を巻き込んでいるのが、ピンクレディーに似ている、と思った次第。
ユーチューブなどで動画を発表できるのが大きな違いだと思う。

重ねて、同じように大ヒットしていた、一昔前のモー娘の「恋愛レボリューション」を文化祭でやった、とはあまり話題になっていなかったと思うので、その部分も女・子供を巻き込んでの流行の大きさを感じています。(カラオケでは歌っていただろうけど)

そのピンクレディーの終わり方ですが…うっすらとした記憶ですが、
子供受けする曲から、かなり大人っぽい曲へイメチェンしたのが
人気が下降した原因ではなかったかな…。
時期の前後もあるともうけれどアメリカへ行ったんだよね。
イメチェンの失敗と、アメリカの失敗が合わさっての結果だったような・・
人気の落ち方も、徐々に、ではなく、いきなりな感じだったと思う。
「手放した」のではなく、「それじゃない」と手にも取らなかったんじゃないかな。(あくまでも当時子供の記憶としてだけど・・・)

さらに続く、
>園児たちがちゃんと意味を理解しているのか気になります。

とありますが、何の意味か、記載がないのでちょっとわかりませんが、
踊っている子供は、制作側の意図など理解していない。
単に視覚的なインパクト、曲のリズムなどで踊りたくなって踊っていると思いますよ。
学園祭の出し物としても同様、そうさせてしまう流行の大きさに
驚いていますね。

今回も長文失礼しました。

では。

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