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【トガブロ】①アイドル育成シュミレーション

トガブロ 2005-07-14

ところで皆さんはアイドル育成シュミレーションゲームって知っています?
多分、この劇場はアイドル育成シュミレーションゲームのリアル版になるのではないかと思います。
皆さんにお気に入りのアイドル候補を見つけて頂いて、その子がデビューするまで一緒に育成していくのが楽しみです

トガブロ 2006-02-04

AKB48最大にして最強の魅力は公演に「会いにいく」事です。
メンバーのひたむきな歌と踊りやほとばしる汗、こぼれる笑顔、その公演中に起こる全てがAKB48の魅力なのです。


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まだ劇場も発足していない2005年7月の段階なので、
現在のAKBのコンセプトとは若干異なるかもしれないが、
初期のAKB劇場は「アイドル育成」に重点を置いていた。

発足当初から「会いにいけるアイドル」というコンセプトが終始一貫している一方で、
「アイドルを養成する場」というのはあまり聞かれなくなった。

「自分の贔屓の女の子を応援してスターに仕上げて行く、アイドル育成シュミレーションゲームのリアル版」

と秋元康が『Will』200年9月号で言っているようなコンセプトは、
しだいにメンバーが劇場外で活躍し、
ファンからメンバーに与えられる影響力が弱まるにつれて空回りしているようにも見える。
ファンレターやブログ、声援や握手会での会話などで
メンバーに直接影響を与え「育てて」いるのだという実感が薄くなるにつれて、
「アイドル育成」という言葉は虚しく響くようになる。
AKB当初のコンセプトにいちばん近いのは研究生だろう。
この「ねじれ現象」もAKBらしくておもしろい。

「育成」の変わりに最近よく使われるのが「ファンと一緒に成長するアイドル」という言葉。
AKBを応援しながら、二本の木のように寄り添って、お互いに成長していくというのは、
「育成する」という一方向的な響きよりも、
より説得力のあるコンセプトになっていると思う。

なによりもアイドルだけじゃなく「ファンも一緒に」成長しているというのがとても良い。
古参ヲタはどうしても「おれが育ててやった」という意識を抱きがちだからだ。

中高生や大学生など、AKBメンバーの立場に近いファンにとっては、
「育成」という「父親ー娘」的な関係よりも
「いっしょに成長」している「幼馴染」の感覚のほうがよりしっくり来る。

地道に努力したり仲間と助け合う姿には自分たちの境遇と重なる部分があるし、
将来への不安やプレッシャーなどに耐えて頑張るメンバーに共感する。
そこには「アイドルを育成して楽しむ」という感覚はない。

どちらかと言えば、自分も成長しながら、AKBメンバーの成長を「見守っている」感覚に近い。
そういうファンはたまに握手会や劇場などに「会いにいく」だけで十分満足なのだ。
受験勉強をしたり就職活動をして人として成長しながら、
AKBメンバーに自分を重ねあわせていく。

もちろんアイドルを育てていくという面白さもあるのだが、
成長過程にある自分とシンクロさせていくという楽しみかたもあるのだ。

そしてぼくもまた「AKBと一緒に成長していく」ファンの一人でありたいと思う。


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